抗菌カーテンはじまめした 2

JUGEMテーマ:カーテン#抗菌繊維#抗菌カーテン#SEKマーク#JIS1902 

 

繊維製品、カーテン加工でみられる抗菌・抗カビ・消臭加工について

試験内容や仕組みについてわかりやすくまとめてみました。

 

「抗菌」と定義された製品は殺菌とは違い「菌が繁殖しにくい効果を期待した製品」

という事を説明させていただきました。抗菌製品は抗菌作用ののある薬剤や金属を

素材に練り込む「バインダー加工」、塗布や化学反応で結合させ「吸着型」があり

ます。

 

 

薬剤は塩素系抗菌材 次亜塩酸ナトリウムなどが最近よく聞くと思います。

金属については消臭剤で使われるAg 銀や銅、チタンがあります。

 

このような加工により細菌の増殖抑制作用、静菌作用及び殺菌作用に分けられます。

 

日本では抗菌にかかわる繊維製品の評価としてJIS /ISO と清潔カテゴリーの

機能性繊維製品のSEKマークがあります。

 

抗菌加工を検査別にわけてみました。

 

抗菌防臭加工

繊維状の細菌の増殖を抑制し、防臭効果を示す加工

 

試験方法は黄色ぶどう球菌を対象菌として綿標準布と加工を施した対象布に試験菌液

を接種し37℃ 18時間の培養後の生菌数の対数値の差である静菌活性値がJIS法で

2.0以上繊技協では靴下の実験用試験から消臭効果を確認した2.2以上と規定されている。

 

静菌活性値は 2.0とは、綿の抗菌加工をしていない布と抗菌加工をしてある布の細菌

を調べ増殖性99%抑制することを意味している。まったくなくなっているわけではない。

 

制菌加工

抗菌防臭加工が臭いに着目した加工であるのに対して、制菌加工は繊維上の皮膚常在菌

や有害細菌を特定して、それらが増えないようにコントロールすることを目的とした

加工である。SEKマークでは一般用のオレンジマークと特定用の赤マークがある。

赤マークは医療機関、介護施設及び行政機関等が必要と認めて指定する業務用の繊維

製品を対象としています。一般用途では黄色ぶどう球菌と肺炎かん菌を必須菌として

定め、食品業界で重要な大腸菌、病院のベッドシーツに必要な床ずれに伴う化膿の原因

となる緑膿菌がオプション菌となっている。

特定用途の試験菌は、一般用途の菌に加えMRSA(メチシリン耐性黄色ぶどう球菌)で

MARSは黄色ぶどう球菌の仲間で、性質は一緒ですが耐性遺伝子を持っており、

抗生物質(菌を殺す薬)が効きにくい性質をもっています。

 

 

引用文献

「生活弱者に対するサポートギヤ」特集 SEKマーク繊維製品による生活支援 ;越智清一

 

よくわかる最新 抗菌と殺菌の基本と仕組み 抗菌の技術と科学       ;高麗 寛紀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポンサーサイト

コメント